奥が深い!手作り餃子

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暇がたくさんある時に、餃子を皮から作ることがある。学生時代、6年間留学生と一緒の国際宿舎に住んでいて、中国からの留学生のお姉さんたちに餃子作りを仕込まれたのがきっかけだ。姉さんたち、ほんとに器用でかっこいい。分量はみんな目分量だし、一度に大量に作る。特に皮の作り方は間近で見ていて本当にほれぼれするもので、今思えば動画とかで記録しとくべきだった!のだけど、大勢で餃子を一から作るというイベントは本当にすばらしくて、多様な学生が仲良くなれる最強のイベントでもあった。だから私が全身でそれを楽しんだのは正解だったとも思う。

で、到底ネイティブの姉さんたちの技術には及ばないのだけど、当時を懐かしみながら餃子作りをする。

ちなみにここで言う「餃子」は全て「水餃子」のことで、ネイティブにとっては餃子はゆでるのが至高。水餃子が余って古くなったり、作る時に皮が破れたりした時に仕方なく蒸すか焼くかする、と姉さんたちは言っていた。正確には日本人が好きな焼き餃子はもはや全然レシピが違う別の料理で、私はこれはこれで大好き。

ただ、姉さんたちの水餃子レシピはネイティブすぎて、もちろんそれはそれでおいしいけど、焼き餃子に慣れてしまった日本育ちの自分にとってはそんなにおいしくない。

(皮が厚くてすいとんみたいだし、具は五香粉が入ってエスニック感満載。。。)

 

で、最近私は見た目とか作り方とか本格的かつ日本人受けする味や食感、な水餃子を目指してレシピを改良中。

一応、ネイティブの料理人によるレシピ本や、日本人だけど水餃子や中華料理のプロのレシピ本も参考にしている。

さすがプロとあって、本格的だけど細かいところが姉さんたちとは違っている。例えば粉の種類が薄力粉でなく中力粉や強力粉だったり、皮を練る時にお湯と冷水を使い分けていたり。

(姉さんの一人が「小麦粉に種類なんてあるの?」とか言いながら薄力粉を買ってきていたのを思い出した。そもそも中国の一般家庭で小麦粉と言えば中力粉か強力粉だったのかも??たまたま日本のスーパーで一番棚面積を占めている薄力粉を買っちゃってただけかも。)

今私が挑戦しているのは餃子の様々な包み方だ。水餃子や蒸し餃子の包み方は本当に様々で、美しく簡単なもの、シンプルだけど難しいもの、凝っていて難しくもあるもの、などなど、やりがいがある。

皮に色をつけることもできるし、具なんてなんでも包めるし、ここに包み方のバリエーションを加えると、本当に無限に色んな餃子が作れてしまう。

私は元々飽きっぽいけれど、当面は餃子作り(修行)にいそしみたい。

 

最後に、修行でお世話になっている動画の一つを紹介。この方、本当に器用で、作っている動画見てるだけで楽しい!他の小麦料理も参考にさせてもらってる。