(毎度の感想メモです。)
いやちょっともう、すごい、秀逸、信じられない、筆舌に尽くしがたい回で……。映画1本分のエネルギーを感じる、そんなアニメでした。
元々、ボッジはセリフがない分、表情や動き、記号での表現が豊かな作品になるんだけど、本当に今回、20分余りの時間すべて、画面の全ピクセルで表現しきったという印象。アニメってこういうことだよな、というアニメ。瞬きするのも惜しい。スタッフの命・愛が注ぎ込まれてる。
正直その前の3、4話くらいはだれててあまり好きではないんだけど、この21話だけは本当に歴史に残さないといけないくらい好き。
ボッジとカゲはほとんど毎話涙のシーンがあって、一つ一つ涙の表現が違うし丁寧で、すばらしいんだけど、正直食傷気味だった。けど、21話は涙も含めて何一つ無駄や飽きを感じさせなかった。目しかないカゲの表情の表現はさらに新しかったし、無言で変化するボッジの表情、特に汗の表現と間は最高だった。
ストーリーは……”ミランジョをみんなで救う”が最後どうなるか、次回も楽しみ。