『パウ・パトロール ザ・マイティ・ムービー』感想メモ

スポンサーリンク

子どもの影響ですっかりパウパトファンな今日この頃。一つ目の映画も毎回涙しながら5回は見たのだけど、今回のマイティムービーは更に思うところありありで、メモせずにはいられなくなった。

パウパトってどっちかというと男の子向けとは思うけど、今回は特に女の子、あるいは“小さきもの”のエンパワメント、に注力している作品だったと思う。

スカイがコンプレックス・過去と向き合って闘うこと、仲間と対等に協力して前向きに成長すること、が大筋に。

力を得て天狗になるのではなく、持ち前の強さで力を活用すること

は、スカイと同じくコンプレックスがありながら、社会への恨みを募らせて力を暴走させる悪役のヴィクトリア(女性だ)とは対照的。

そしてサイドストーリーではリバティが活躍。マイティパワーをすぐに顕現できずにチームから外される憂き目にあいながらも、任された仕事(苦手な子守→見習いのトレーニング)を一生懸命やって、立派に成し遂げ、結果も出す(巨大化ライバール市長を鍛えた見習い達が倒す)。そしてピンチの時にマイティパワーが顕現して更に大活躍という報いにカタルシス。

(スカイは体が小さい小さきもの、リバティは力を得られなかった小さきもの、ジュニアパトローラーズは両方の小さきもの)

現実世界ではもっと理不尽な展開ばかりで、マッドサイエンティストだらけかもしれない。でも、自分ではどうしようもない条件によって下の立場に置かれたり、活躍の場を奪われたりするすべての“小さきもの”を勇気づける映画、だと思う。

スカイちゃんの肝っ玉とリバティの懐は誰よりもデカい!スカイちゃんやリバティみたいに腐らずにかっこよく生きたいと思わされるから。

英語版のいつものセリフを聞くために次は字幕版で見ようと思う。

No pup is too small!